番外編②〜ちょっと弱音吐かせてください

9.25更新分

 

先日妊娠初期の検査をして頂いた時についに出生前診断の案内を頂きました。
勿論、強制ではなくやらない場合は仮定(恐らくこうだろう)で話をしていくとのことでした。
年齢的にはまだ35歳にはなっていないから、といっても現在33歳だからギリギリといえばギリギリ。
高齢といえば高齢だろうし、まだ違うといえば違うかもしれない…
いや、そんなことはどうだっていい。

妊娠してすぐの頃は出生前診断は絶対にやろう!と思っていたし、万が一のことがあった場合は経済的にも厳しい現状を考えれば、親として最低かもしれないけど妊娠を中断しよう。そう思っていた。
この先、どれだけの費用がかかるかもわからない、自分達がその子の一生に責任を持てるか?産んであげられても、万が一すぐに息を引き取ってしまったら?それを目の前で見て耐えられるのか?順調に大きくなったとして、人様に迷惑をかけ続けることになったら?
生半可な覚悟じゃ絶対に向き合えない、それだけはわかってる、人の命は根性論で片付けられる程容易いもんじゃない
かといって、親のエゴで作ったり命を奪ったりしていいのか?せっかく私を選んで来てくれた命、小さいながらも日に日にちゃんと成長していく。
あれ程小さい体に更に小さい心臓で、鼓動を刻んで懸命に生きようとこの世に産まれる準備を着々と進めてくれている。
そんな子の頑張りを…
いやでも、何かあったら耐えられる?
いや、そもそも中断して、その事実に耐えられる?
わからない。
何が正解か。
最近は精神的にもかなり安定して、揺るがなくなってきたって思っていたのに継続か否かの現実的な問題が目の前に現れた途端、毎日迷うし、一度こうだ!って決めたつもりでいても、やっぱり違うと思ったり、弱気になるな!と思ったり、本当に迷ってる。
自分だけの問題ならきっと、すぐに答えは出るのに。
自分の問題じゃないんだ、命がかかってるんだ。
子どもを授かるって本当に本当に尊いことで、神秘的なことで、責任がとてもとても重い。
わかっていたはずなのに、、
どんな子でも産む!と強く言えてしまえるくらい強ければこんなクヨクヨしないのだろうけど、そんな簡単なもんじゃない。
産んだ後、自分たちがいなくなった後のその子の命はどうなる?生活はどうなる?
勿論、取り越し苦労で何も問題なく産まれてくれるかもしれない。
それなら本当にありがたいことで。
でもやはり、母になるというのは子どもの命、一生に責任を持つということだと私は思うから。
何事もなければいいけれど、検査で何も出なくても後々わかることもある。
それを考えるとやはり検査は必要ない?とも思うけど…
本当にわからない。
正解なんてないのもわかってる、自分たちが出した答えが正解だと胸をはるしかない。
わかってるけれど…
でも、いつまでもうじうじ悩んでいられない、リミットはすぐ目の前。
うかうかしているうちにすぐに訪れる